カリブ海クルーズ
少し前の話になりますが・・NYがまだ肌寒かった頃に行ったカリブ海クルーズの旅行記です。
今回私達が乗ったCelebrity Cruisesの最新船「Eclipse」は、英国サザンプトンを母港とし、夏は地中海クルーズ、冬はカリブ海クルーズと活動している船だそうです。
マイアミ空港から30分程でクルーズ客船ターミナルに到着して、チェックインカウンターで「シーパスカード」を受け取りました。客室カードでもあり、船内での支払いは全てこのカードで行います。
セキュリティーチェックを過ぎてクルーズ船に乗り込み、ウエルカムシャンパンを受け取ってから、館内を見学したり、ビュッフェランチを食べたり。早くもプールサイドでくつろいでいる人達もいました。
ほとんどのクルーズ船は夕方に出航します。バルコニーに出て、次々と出航していくクルーズ船の乗客達と手を振り合いながら、離れていくマイアミの街並みを眺めました。バルコニー越しにはワイングラス片手にすっかり陽気な人や、写真を撮っている人達が見えました。
客室は3階から12階まであり、フロアや部屋のクラスなどによって「シーパスカード」の色を変えて識別しています。私たちはコンシェルジュクラスという船の一番後ろに位置する部屋にしました。この列は、前方よりも揺れが少ないことと、両側の景色が楽しめるので人気だそうです。ただ、船内中央にあるエレベーターや階段からは遠く、船内のとても長い廊下を歩くことになります。
船内の中央は吹き抜けになっていて、屋上には天然芝ガーデンが広がって開放的な雰囲気。
2日目は終日クルージング。
ずっと海の上で過ごすことになるので、船内のレストランや屋外プールサイドは混んでいます。特に日差しを浴びるプール側のデッキチェアは大人気。日焼けしたくない私は人気のない日陰のデッキを無事確保。海を眺めながら読書したりお昼寝したり、のんびり過ごしました。
3日目は、イギリス領ケイマン諸島のグランド・ケイマン島へ上陸。
船に乗ってクルーズ船から島へ移動しました。ずいぶん離れてようやく見れたクルーズ船の全形。
海賊船らしき船も数隻浮かんでいました。
近くで見ると不気味なオーラが出ていて、カリブの海賊の本場らしい演出。
強い日差しに負けないカラフルなペイントがカリブらしい感じです。
サラサラの白砂と透明度の高い美しい海で人気のセブンマイル・ビーチ。
クルーズ船へ戻る入口には、飛行機に乗る時のようなセキュリティーチェックを受ける場所があります。
涼しい場所に帰ってきてホッと一安心。
スパやサロンなどのエリアの奥にはとても広いジムがあります。カリブ海を見ながら走る人達。マシンもたくさんあったけれど全て使用中でした。食べる量もすごいけど、しっかり運動してます。
レストランやカフェはいくつかありますが、メインダイニングルームでは日替わりのディナーを楽しめます。昼間はカジュアルな格好で活動していても、夜はしっかりドレスアップしてお食事します。
Celebrity Cruisesは食事が美味しいという評判通り、美味しくいただきましたが、お肉もお魚もメインはかなりのボリュームでした。アルコール類は別料金です。
食後は、カジノやバー、カラオケホールやピアノバーなども賑わってきます。
私達はまずはシアターホールへ。初日はブロードウェイショーでした。カリブ海の上でニューヨークのショーを観るのも不思議な感じですが、面白かったです。バレエやサーカスなど毎日違うステージを楽しめます。
船内のあちこちに現れるスタジオのセットで家族や友人達と記念撮影をしたり、ディナーを楽しんだり、ダンス大会が開かれていたり、盛り上がっていました。
フォーマルディナーの時は、Sea Bass(鱸)、tuna(鮪)、ロブスター、オイスターなど私の好きなメニューも続々登場。食事中は担当ウエイターさんや近くの席の方々から話しかけられることもしばしば。
今回、約4000人の乗船者の中で私達2人は唯一の日本人だったようです。
4日目に停泊したメキシコのコズメル島へは歩いて上陸。
船が大きいので歩く距離も長く感じました。
海の玄関口サン・ミゲルと言う中心地区から少し離れた場所にクルーズ船が停まったため、タクシーを相乗りして移動。サン・ミゲルのプラザ・デル・ソル周辺を通るラファエル・メルガー通りにはショップが建ち並んでいます。
この日、カメラのレンズにゴミが入ってしまった様子(涙)。船内のカメラショップには日本のカメラも売っていましたが、結局買わずに使い続けました・・。
5日目はメキシコのコスタ・マヤへ。
この日は風が強く波も高くて、立っているのも大変でした。
6日目に行ったホンジュラスのロアタン島。
クルーズ客達と相乗り車に乗ってウエスト・ビーチへ向かいました。
木陰のバーで飲んだ地ビールが美味しくて軽くイッキ飲み。グランド・ケイマンでもあまりの暑さに地ビールを数本イッキ飲みした私たち。。こちらのビールは喉ごし軽いせいか、水代わりに飲めてしまう感じです。
ロアタン島の地元の人達は、一見こわそうだったけど実はとても親切な人ばかりでした。帰りのタクシーで地元の人の優しさに感動しつつ、船へ戻りました。
毎日のんびりと走っていたクルーズ船も最終日になると速度を上げてマイアミへ戻って行きました。これまでほとんど船の揺れを感じませんでしたが、最終日は初めて揺れを感じました。でも揺れは一時的なもので、大型船なので船酔いするほどではありません。
初めてのカリブ海クルーズは、8日間ゆったりした時間を満喫できました。
by jun_ny
| 2011-06-15 00:00
| ・・カリブ海クルーズ